奈良県橿原市 夏は涼しく冬は暖かいガイナで外壁を塗装
2019-12-13
奈良県橿原市F様の外壁塗装工事です。
下塗りが終わっていよいよ主剤の断熱セラミックガイナを塗っていきます。このガイナは夏は涼しく、冬は暖かくなる魔法のような塗料で今注目されている塗料です。
では早速ガイナを塗装します。
左がガイナを塗装後、右は下塗り。
左の中塗りがガイナを塗装、右は下塗り。
1回目のガイナの塗装が終わりました。
使用したガイナです。
夏は涼しく冬は暖かい断熱セラミックガイナとは?
ガイナが遮熱と断熱の両方の効果を発揮する一番の理由は、成分の配合にあります。セラミックが塗料の成分の60%を占めています。ちなみに他社の配合率は数%から20%くらいですので3倍以上。現在ではセラミックと謳えるようにするための配合率は明確には決められていません。ですので数%でもセラミック配合と謳えるのが実情です。セラミックが多ければ多いほど塗料の劣化がしにくくなるので長持ちします。でも多くするとコストが高くなったり、技術が必要になるのでガイナのような商品はなかなかありません。
下図が乾燥後には80%になり、顕微鏡で見るとほぼセラミックで覆われた状態になります。
このセラミックの層が雨や太陽の紫外線等の外部の攻撃から守ってくれます。セラミック層が外部からの熱を放熱することで遮熱して室内に熱の浸入を防ぎます。またセラミックの層は保温や断熱効果も発揮してくれます。熱は高いところから低いところへ移動する性質を持っています。ガイナを外装に施工すると外の空気温度とガイナを塗布した表面温度が適応することによって熱の均衡化が起き、その表面で熱の移動を最小限に抑えます。この働きにより外部からの冷気の影響を遮り、室内の熱を外へ逃がしにくくします。
夜に使用したお風呂のお湯を次の日の朝に洗濯する時に使うことが習慣だったお客様から『ガイナ塗ってから残り湯が朝になってもまだ暖かい!』とビックリされていました。私もそれは初めてのお話だったのでビックリしました。ガイナの保温と断熱の威力を改めて感じました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。