奈良県宇陀市 塗装後15年経過したので屋根と外壁の点検
2018-08-09
奈良県宇陀市H様の屋根と外壁の点検です。
以前にスレート屋根の1枚の差し替えをしたH様から電話をもらい、
もう一度点検をして欲しいと言われましたので早速現場へ向かいました。
奈良県宇陀市H様の塗装してから15年経過した屋根と外壁の点検
まずは屋根からです。
スレート屋根の表面の塗装が剥がれてきています。
白くなっている箇所は塗装が剥がれている箇所です。
続いて外壁です。
ボードの継ぎ目が見えてきています。
小さなひび割れがあります。
雨樋や軒裏天井も随分汚れています。
全体的には塗装して15年経過している相応の傷み具合で
そろそろメンテナンスする時期に入ってきている状況です。
ただ今すぐ雨漏りするような被害につながる傷み具合
ではないこともお伝えしました。
業社が言わない屋根や外壁の点検のポイント
①素材そのものの耐久年数と今までのメンテナンスの方法の正確な把握
今回のスレート屋根は30年の寿命ですが、10年ごとに塗装していることが前提になります。
同じ商品で同じ築年数でも、10年ごとに塗装している屋根と
そうでない屋根とでは傷み具合も違います。
今回のH様の築年数は26年でその割には非常に綺麗です。
これは適切な時期に塗装をしているからこのようなクオリティが保たれています。
もし塗装をしていないと屋根がボロボロになってしまい、
大掛かりなリフォームになることもあります。
②そのご家族に合った工事内容の提案をする
予算、年齢、家族構成、将来の考え方によって
リフォームを考える内容が変わります。
屋根や塗装の場合は高額になりますので、
その辺りを正確に把握した上で工事内容の提案をしています。
子供が帰る予定のない老夫婦だけの家族に、
長持ちする高額なものばかりを勧めても迷惑です。
自分の身内ならどんなものを勧めるか?を真剣に考えて提案します。
今日はこれで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。