奈良県大和郡山市 20年以上前に重ねた屋根瓦をめくる

奈良県大和郡山市H様の屋根カバー工法リフォーム工事です。
20年以上前のニューウェーブ(現在は廃盤)をめくります。その下には新築当初のアスファルトシングルがあります。

奈良県大和郡山市H様屋根カバー工法リフォーム

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このニューウェーブの瓦は1枚当たりが重いのでめくるのも大変です。
奈良県大和郡山市H様屋根カバー工法リフォーム
めくりが終わりました。当初のアスファルトシングル屋根が見えてます。
奈良県大和郡山市H様屋根カバー工法リフォーム
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20年以上前のニューウェーブ瓦ならアスベストが混入しています。ですので産業廃棄物として処理しなければならず、処理費用が大きくかかります。

少し話は変わりますが、アスベストの規制法は2004年に石綿を1%以上含む製品の出荷を原則禁止、2006年には同基準が0.1%以上へと改定されています。これまでの屋根材のほとんどにアスベストが混入されていましたので、各メーカーは屋根材からアスベストを排除することになりました。ただこの規制当初に出荷された屋根材のリコールが非常に多く、たくさんのお客様に迷惑をかけていました。恐らくアスベストを排除して屋根材を強化する製造技術が追い付いていないまま出荷されていたのだろうと推測します。実際に2004年から2007年くらいに建築されたスレート屋根で異常に割れているものもたくさん見てきました。ちょうどこの時期に家を建てられた方でスレート屋根であれば点検や調査をされることをお勧めします。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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