奈良市 外壁に長持ちするシリコン塗料で塗装リフォーム
2019-12-26
奈良県奈良市N様の外壁塗装リフォーム工事です。
外壁に長持ちするシリコン塗料を塗っていきます。
目次1 高圧洗浄と養生シート張りと外壁修理
目次2 長持ちするシリコン塗料で外壁塗装リフォーム
目次3 雨戸塗装
大切な工程の1つがこの洗浄になります。
これを如何に丁寧に取り除くことで綺麗な状態にすることが大切になります。ここで手を抜くと必ず失敗します。
早速工事に入ります。

苔や藻が付いています。
汚れたまま塗装をすると塗料の密着が悪くなり剥がれやすくなります。隅から隅まで丁寧に汚れを落とすことが重要です。
緑や透明のシートを張ります。塗装する箇所以外は塗料が付いてはいけませんのでここも丁寧にしていきます。

玄関ドアにも張ります。もちろんドアの開閉ができるように張ります。

養生シートを張る目的は、仕上げを綺麗にすることです。
まずはプライマーを塗ります。

これはコーキング材とひび割れ箇所を密着させますので重要な作業です。

乾燥後、コーキング材(シーリング材)を入れていきます。



ひび割れや亀裂がある状態で塗装をしてもまたすぐにひび割れてきます。ひび割れは雨漏りの原因になりますので必ず修理してから塗装してもらいましょう。
まずは1回目の下塗りです。(材料は透明です)


今回使用した下塗りの塗料です。


小さな巣穴やひび割れの中に入り込んで埋めてくれます。

今回使用した材料です。

特に今回のようなモルタル壁(セメント系)はひび割れや亀裂が多いので、ある程度伸び縮みしてくれる弾性のある下塗り材を使用します。そうすることで小さなひび割れを無くし、将来起こる雨漏りを未然に防いでくれます。
これで下塗り塗装は完成しました。
白い部分が前回の下塗りでベージュがシリコン塗料です。


今回使用したのはエスケー化研のプレミアムシリコンです。



仕上げの上塗り塗装が終わりました。


目次3 雨戸塗装
雨戸塗装を失敗させないためには上塗り前の下地調整と錆び止め塗装を入れることがポイントになります。
まずは下地調整です。
サンドペーパーやマジックロンで磨きます。汚れや前回の塗膜を落とすことと、次に塗る錆び止めの密着度合いを高めるためです。少し傷を付ける方がその傷に塗料が入り込みやすく馴染みやすいためです。全部の雨戸を磨くことは大変手間がかかりますが、仕上がりに大きな差がでますので、ここは手を抜けません。
続いて錆び止め塗装です。
錆び止めには赤色や黒色や白色があります。
十分に乾燥させてから上塗りに入ります。
雨戸は鉄で成形されています。鉄は錆びが弱点です。上塗り材にシリコンやフッ素などの高い塗料を使っても錆が出てくると、傷みだし、いずれは穴が開いてきます。ですので上塗り前に必ず錆び止め塗装をお勧めします。また錆び止め塗装前にサンドペーパーで磨くことも大切です。汚れを落とすことと前回の塗装をできるだけ落とすことでより塗りムラが減り仕上がりが良くなります。錆び止め塗装をすることとその前にサンドペーパーで磨くことがポイントです。
工事前
工事後
これで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。