名張市 屋根瓦の角から軒裏天井に雨漏りしているので調査
2018-07-05
名張市A様の雨漏り調査です。
『屋根の瓦の裏側?の天井?が落ちそうなので直して欲しい』
と電話が入ったので早速現場へ。
実際の雨漏り調査
確かに軒裏天井が落ちかけています。
これは上の屋根瓦から雨が入ってるかも知れないので確認します。
角のケラバの瓦がずれてます。
さらに拡大するとずれています。
念のため瓦をめくってみると下地が腐っていました。
築30年以上も経過しているので無理もないです。
他の角のケラバ瓦も同じような現象でしたので、それも含めて修理することになりました。
雨漏り調査の重要なポイント(失敗が多い理由)
雨漏り調査はリフォームや建築の中でも一番難しい調査になります。
理由は原因が複合することが多く、原因を突き止めるには多くの経験と
広い範囲の知識が必要だからです。
屋根だけでも屋根瓦、スレート屋根、ガルバリウム鋼板屋根のように数種類あり、
それぞれの施工方法が違います。
また屋根だけではなく外壁や雨樋や色々な原因が複合する場合も多くあります。
そうなると、ある程度全てのことを把握していないとなかなか正確な原因は分かりません。
経験が浅く知識がない人がすると、間違えた提案をして、修理や工事ばかりしてしまうことになります。
よくある失敗ですが、近所の屋根瓦の職人が雨漏りの調査に来て
『ここの瓦がおかしい』といって修理するが、雨漏りが全く直らないことが多々あります。
結局職人は自分の得意分野でしか判断できず、広範囲での知識や経験がないので、
こんな失敗が減らないのです。
重要なポイントは、確かな人に調査をお願いすることと、
確固たる原因を見つけるまでは雨漏りの修理をお願いしないようにすること。
今日はこれで終了です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。