伊賀市 シリコン塗料でスレート屋根に塗装リフォーム
2019-12-19
三重県伊賀市Y様の屋根塗装リフォーム工事です。
スレート屋根にシリコン塗料を塗っていきます。
目次1 高圧洗浄
目次2 下塗り塗装
目次3 シリコン塗料で塗装
では洗浄に入ります。

長年の苔や藻を落とします。


綺麗に洗浄すればするほど塗料(下塗りシーラー)の吸い込みが良くなり、結果的に塗料と屋根の密着度合いが強固になります。長持ちさせるには大切な工程です。

高圧洗浄機です。

下塗り塗装です。



一般的には3回塗りが多く、1回目を下塗り、2回目を中塗り、3回目を上塗り塗装と言います。シリコンやフッ素塗料といわれる塗料は中塗りや上塗りで使う主剤のことを言います。1回目の下塗りは既存の屋根とその中塗り以降の主剤とを接着させるために塗装します。なのでメチャクチャ大切な工程になります。この下塗り塗装の工程で規定より水で薄め過ぎたり塗布量が少なかったり乾燥時間が短いと密着が悪くなり、塗料が剥がれやすくなり長持ちしなくなります。ここで手を抜かれると命取りになります。
業者選びの参考にして下さい。
シリコン塗料で中塗り塗装をします。使用するのはエスケー化研の水性ヤネフレッシュシリコンの塗料です。



屋根の棟板金とスレート屋根との取り合いはローラーではなく刷毛で丁寧に塗りこみます。
棟板金の下の方まで塗料を塗りこむには塗装機器を使い分けながら作業していきます。

これで中塗り塗装を終わります。
中塗りを乾燥させてから、上塗りをしていきます。
右側の濡れている箇所が上塗り塗装後、左側が上塗り前です。
上塗り塗装が終わりました。
塗装工事は職人に委ねられている項目が多いリフォームです。メーカーで頼んだ塗料が運ばれて来てもそのまま塗装できる訳ではなく、水性なら水で薄めたり、油性ならシンナーで薄めたりします。また一定面積に対する塗布量や塗り重ねる場合のインターバルの乾燥時間も決められています。それぞれの細かい規定を守って初めて塗料の本来の効果が発揮されます。残念ながらまだまだ水で薄め過ぎたり乾燥時間が短かかったりするケースも多いようです。業者選びの参考にして下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。