【屋根瓦工事・瓦修理・カラーベスト屋根修理・金属屋根修理】奈良県宇陀市・桜井市・橿原市・香芝市・奈良市、三重県名張市・伊賀市・津市の方々に屋根瓦のお得な修理方法と費用をお伝えします。

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。

 

 

 

今回は質問の多い“屋根”についてですね。

 

 

 

屋根といってもたくさんの種類があり、

 

 

 

それぞれによって修理やメンテナンス方法が変わるので、

 

 

 

順番に説明していきますね。

 

 

 

 

 

 

陶器瓦(日本三大瓦産地、三州瓦・石州瓦・淡路瓦)

 

2169

 

昔の日本家屋はだいたいこの瓦でした。

 

 

粘土でつくった器の表面に釉薬を薬がけして焼き、

 

 

表面をガラス質が覆い、小孔をふさぐことで耐水性が増す。

 

 

これは30年以上は持つと言われており、

 

 

割れてきたらその瓦の差し替えで良いですね。

 

 

費用は5,000円~ / 枚

 

 

葺き替えなら12,000円 / ㎡~

 

 

 

 

 

 

 

セメント瓦

1384

文字通りセメントで造られた瓦です。

 

 

セメント1に対して砂3の割合で調合したモルタルを用いて造らます。

 

 

比較的安価で、多彩な形が多い。

 

 

ただし、表面の仕上げは透明の塗装であるため、

 

 

10年程度で色あせや割れが生じやすくなる。

 

 

 

修理は瓦の差し替えなら5,000円 / 枚

 

 

塗装なら30万円~になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

洋瓦(モニエル瓦)

 

CIMG2392

 

これもセメント瓦ですが、

 

 

 

セメント・スラリー層(着色顔料)、透明の塗装

 

 

 

という工程でできています。

 

 

 

通常のセメント瓦と同じく透明の塗装が

 

 

 

10年くらいで取れますので、

 

 

 

修理が必要になってきます。

 

 

 

ただし、このモニエル瓦は

 

 

 

現在は製造されていないので、

 

 

 

差し替えは不可能ですので、

 

 

 

割れたらコーキングやボンドで修理するしかないのです。

 

 

 

 

 

 

 

さらに塗装をするなら

 

 

 

かなりの注意が必要です。

 

 

 

着色顔料であるスラリー層を

 

 

 

完全に除去してからでないと塗装はできません。

 

 

 

これを知らずに塗装すると

 

 

 

数年でこのように剥離してきます。

 

大屋根

 

塗装する時は慎重に業者を選びましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

また陶器瓦とセメント瓦に共通して必要な修理があります。

 

 

 

 

漆喰塗り直し

 

陶器瓦

4953

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洋瓦(モニエル瓦)

664

 

これをしないと雨漏りの原因にもなります。

 

 

 

 

 

瓦については以上です。

 

 

 

次回はカラーベストや金属屋根についてお伝えしますね。

 

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。


記事一覧へ